![PONT 鉄骨住宅 道路側立面 京都景観条例 格子](https://ogata-arch.com/wp-content/uploads/2022/10/d3fd62d986be49464eb3bc8b7e1d8485.jpg)
![PONT 鉄骨住宅 道路側立面 夜景 京都景観条例 格子](https://ogata-arch.com/wp-content/uploads/2022/10/ff48ebe134bc469a8edbbf333e5e6ab7.jpg)
![PONT 鉄骨住宅 道路側立面 京都景観条例 格子 門](https://ogata-arch.com/wp-content/uploads/2022/10/10f66b6a3da145d6c547f8e3e0ba59e5.jpg)
![PONT 玄関 鉄骨住宅 鉄骨階段 デッキプレート 杉板フローリング](https://ogata-arch.com/wp-content/uploads/2022/10/f3cc4d7cba1a6eb95a42a69d9b1d3985.jpg)
![PONT 鉄骨住宅 鉄骨階段 デッキプレート 杉板フローリング](https://ogata-arch.com/wp-content/uploads/2022/10/9ece179fc8d233ee97a185d5d5dd2b05.jpg)
![PONT 鉄骨住宅 鉄骨階段 ダイニング 杉板フローリング デッキプレート](https://ogata-arch.com/wp-content/uploads/2022/10/8355a5abb21647aef41f236e0c7b8d05.jpg)
![PONT 鉄骨住宅 ダイニングからキッチンを見る 鉄骨階段 杉板フローリング](https://ogata-arch.com/wp-content/uploads/2022/10/479cccbb17eaf78eda42086841808b5c.jpg)
![PONT 鉄骨住宅 ダイニング 勾配天井 デッキプレート 杉板フローリング](https://ogata-arch.com/wp-content/uploads/2022/10/69b9fd9265a3fce61cf0991faffba562.jpg)
![PONT 鉄骨住宅 キッチン ステンレスカウンター デッキプレート 杉板フローリング 造作キッチン](https://ogata-arch.com/wp-content/uploads/2022/10/f7cdb79f118971810ac49e5e0bb409b1.jpg)
![PONT 鉄骨住宅 キッチンからダイニングを見る Yチェア ベンチ](https://ogata-arch.com/wp-content/uploads/2022/10/22d0ffba88a58333bb1532cc38a8ff7c.jpg)
![PONT 鉄骨住宅 キッチンからダイニングを見る ステンレスカウンター デッキプレート 杉板フローリング](https://ogata-arch.com/wp-content/uploads/2022/10/ec13f1aa51090ca21d1af7fab169bd31.jpg)
![PONT 鉄骨住宅 階段からダイニングを見下ろす](https://ogata-arch.com/wp-content/uploads/2022/10/d58c343ee81d246191ebd87a7f47bcc7.jpg)
![PONT 鉄骨住宅 デッキプレート 杉板フローリング](https://ogata-arch.com/wp-content/uploads/2022/10/b21bada2b49a19a92fa81beb9f454a6f.jpg)
![PONT 鉄骨住宅 デッキプレート 杉板フローリング](https://ogata-arch.com/wp-content/uploads/2022/10/6f56667ca87e6455c67a308a452012c7.jpg)
![PONT 鉄骨住宅 格子 デッキプレート 杉板フローリング](https://ogata-arch.com/wp-content/uploads/2022/10/eb79e5520e9d901fd9596cf4234c58b5.jpg)
この住宅は京都に建ち近くには金閣寺や竜安寺があり、
歴史を感じさせる建造物や日本建築の障子や襖、庭などは
佇まいのあり方や、不確かで曖昧な連続性を持った空間を
感じさせる。
それらは他者との気配の連続性や間といった感覚が
外部環境や周辺との調和を生み出すきっかけになるように思え
この住いの構成の中核になるようにしている。
門型の色、配置を隣家に合わせ
ガス給湯器やメーター類は門型奥のルーバーの中に置き
街並の連続性をとりことに役立てメンテナンスのしやすさも
両立させている。
建物は道路から距離をとり、
2階から3階まで屋根をつないで2階建の様子で
コンパクトな住宅にした。
その結果、コンパクトなので省エネルギーにも役立ち
スケールが人間的に感じられ街並にも控えめで
外部からの安心感につながっている。
近隣への防火の考慮から鉄骨造とし
北側斜線もあり高さを抑えた。
階段を上がった2F中央では島の様に
水周りのコアを設けている。
その周りを回遊できるようにした結果、
不確かで曖昧な連続性を持った空間になり
部屋の概念が薄く日本建築のような自由度を感じさせる。
建物高さを抑えるために天井あらわしにした
構造体のデッキプレートへの映り込みや
壁仕上げへの映り込みが視線に奥行きを生み実際よりも広く
映り込んだ光は幽玄な雰囲気も感じられる。
また構造が鉄骨なので外壁、屋根共外断熱として熱橋をなくし
環境負荷の低減も図っている。
所在地 : 京都府京都市
構造 : 鉄骨造3階建
敷地面積: 68.69㎡
延床面積: 99.78㎡
撮影 : 松村芳治氏