■ クリエイティブ最前線

弱さを知っている、
というのは実は強いんだと思います。
否定的な弱さではなく弱さを隠さず認めた
積極的な意味の弱さには潔さのような魅力があるのだと
そして弱いものがいつも最前線にいるのだと
そういうことを分かっている人が、
本当の優しさを出せるのではないかと思えるのです。

ところで、クリエイティブな仕事は
取り立てて必要のないものかも知れません。
でも自然に欲しくなるものだと思います。
そしてクリエイティブは弱いと思います。
世の中でクリエイティブはとりあえず
あってもなくてもなんとかなりますからね。

すきま産業ということばがありますが、
簡単に言うと企業と顧客の隙間を狙う産業だそうです。
見えない人に代わって見える人が隙間をうまくうめる、
それがクリエイティブの仕事に思います。
隙間には人間的な要素が含まれていて
イメージとしては車のハンドルの遊びのようなもの
昔は情報が少なく隙間だらけだったものが
今は情報は多いけどその分隙間がないような…
 
だからこそ独りではなくお互いが弱点さえさらけ出し
人間的な付き合いが必要じゃないかと近頃思うのです。
そして建築を創りだすのもクリエイティブな仕事なんですよね。

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